太田川大橋が土木学会デザイン賞最優秀賞を受賞しました

2016.12.5

当社が設計した太田川大橋が、2016年度土木学会デザイン賞最優秀賞を受賞しました。
本橋の基本デザインは、2009年度の国際コンペにより最優秀案に選定されたものです。
瀬戸内特有の伸びやかな風景が広がる架橋地点の特徴を踏まえ、「水の都ひろしま」にふさわしい、人々の記憶に残る故郷の新しい風景の創出を目指し、

  1. 雄大な厳島を今まで以上に引き立て、共に故郷の風景として定着していく橋
  2. 地域の人々が渡りやすく眺めを楽しめる歩道
  3. 将来の延伸も視野に入れた太田川大橋から西部高架橋までのトータルデザイン

の3つのコンセプトを実現したことが評価されました。
竣工後2年が経過した現在、通学、通勤の方や散歩する地域の人たちの姿を多く見かけます。本橋が両岸の地域を心理的にも結びあわせるきっかけとなり、この美しい風景の地が市民の居場所になることを願います。

土木学会デザイン賞選考結果
http://design-prize.sakura.ne.jp/archives/result/547

太田川大橋関連トピックス
「土木学会田中賞」