NEDOが主催する海洋技術コンペティションにて第2位を受賞!
大型海藻の3D計測技術を競いました
2026.7.9
受賞のご報告
株式会社エイト日本技術開発(EJEC)の研究開発部署の一つである「水ソリューションワークス」は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催する「NEDO懸賞金活用型プログラム(NEDO Challenge, for BLUE ECONOMY)」の1次コンペティションにおいて、部門3「藻類の計測・解析技術」にて第2位を受賞しました。
2026年6月12日に開催された表彰式の様子は、Youtubeチャンネルにて視聴することができます。
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NEDOフロンティア部 萬木(ゆるぎ)部長より賞状を受け取るEJEC大本(写真提供:NEDO)
NEDOフロンティア部 萬木(ゆるぎ)部長より賞状を受け取るEJEC大本(写真提供:NEDO)
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集合写真/左端:審査委員の越川氏(鹿島建設)、中央3人:左から板野、大本、赤澤(EJEC水ソリューションワークス)、 右端:萬木氏(NEDOフロンティア部)(写真提供:NEDO)
集合写真/左端:審査委員の越川氏(鹿島建設)、中央3人:左から板野、大本、赤澤(EJEC水ソリューションワークス)、 右端:萬木氏(NEDOフロンティア部)(写真提供:NEDO)
コンペティションの概要と部門の課題
本プログラムは、広範囲な浅海域における短時間での計測・観測システムの開発を目的としたコンペティションです。当社が参加した部門3では、「大型藻類の体積・湿重量を精度よく推定するための3次元計測・解析技術」を競いました。 大型海藻(例:コンブやワカメなどの大型藻類)は、水産資源や海洋における二酸化炭素の吸収源(ブルーカーボン)として注目されており、その量を正確に把握することが重要な課題となっています。しかし、海中に生育する大型海藻の重量を広い範囲にわたって短時間かつ高精度に計測することは、従来の技術では非常に困難でした。 また、計測時の風や波浪、水の濁りなどの厳しい環境であっても、実効性のある計測を行うことが求められています。
当社の取り組み:3体連携・藻体3D統合計測法
当社はこの課題に対し、「3体連携・藻体3D統合計測法(UAV / ASV / AUV 同時点群融合)」と名付けた手法で挑みました。 この手法では、本業の建設コンサルタントの業務のなかで使用している、以下の3種類の観測機材を同時に稼働させ、それぞれが取得した点群データ(3次元の座標の集合)を統合することで、大型海藻の立体的な形状を再現します。
- UAV(無人航空機・ドローン):上空からの計測
- ASV(無人水上艇):水面上からの計測
- AUV(無人潜水機):水中からの計測
さらに実際のコンペティションでは、魚群探知機を活用したダウンスキャン画像の取得や、実測データをもとに、計測精度の向上を図りました。これらの工夫により、大型海藻の結束物の湿重量を算出しました。 詳しくは資料(PDF871KB)および授賞式での説明(YouTube)をご覧ください。
今後の展望
今回の1次コンペティションでの第2位受賞は、当社にとって非常に大きな成果です。本プログラムは今後も2次・3次のコンペティションが予定されております。今後、水産業への社会実装を目指した本プログラムの趣旨を踏まえ、今回の成果をさらに発展させ、計測精度・推定精度のさらなる向上に向けて引き続き挑戦してまいります。 また、海洋のポテンシャルを最大限に活かす「ブルーエコノミー」の実現に向け、当社は今後も最先端の計測・解析技術の開発に積極的に取り組んでまいります。

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