タイで開催された建設技術セミナーに登壇およびブース出展しました
2025.8.6
株式会社エイト日本技術開発(EJEC)は、2025年7月30日,31日の2日間にわたり、タイ・バンコクにて開催された「Seminar on Japanese Construction Technology in Thailand 2025」(主催:先端建設技術センター、後援:国土交通省、在タイ日本国大使館、国際協力機構(JICA)タイ事務所、日本貿易振興機構(JETRO)バンコク事務所、バンコク日本人商工会議所)において、登壇およびブース出展を行いました。
本セミナーは、日本の建設技術やソリューションを現地の関係者に紹介し、情報交換と交流を促進することを目的に開催されたもので、日本の道路管理者や建設会社、建設コンサルタント、メーカーなど13社が参加し、汎用性の高い技術や新たな取り組みを発表しました。2日間を通して、タイ政府、バンコク都、現地企業などの関係者を含む延べ200名以上が参加し、初日には駐タイ日本国大使による挨拶も行われました。
EJECからは、分野を問わない先進的かつ革新的な技術(ロボット、AI、RPA、システム、画像解析、通信など)の開発および商品化・サービス展開のため本年6月に新設した組織であるファノベイトラボの伊藤が、「構造物情報を管理・マッピングするデジタルシステムの開発」と題して登壇しました。
また、引き続いて行われたポスターセッションでは、弊社独自開発のインフラアセット情報・資料管理システム「inMap®*1」や、360度カメラで撮影した天球画像を用いて3次元空間を作成する「360EDITOR*2」、最新の3次元計画可視化ツール「Eye-Con360®*3」などを展示し、来場者との活発な意見交換が行われました。
セッションの一環として実施されたインタビューでは、当社のタイ子会社であるEJEC(Thailand)Co., Ltd.のWiwat Sakunwanichが、タイ語で弊社技術の解説を行い、タイ側参加者との相互理解を深める機会となりました。
当日の様子は日刊建設工業新聞でも取り上げられました。
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登壇の様子
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技術解説をするEJECタイランドWiwat
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駐タイ日本国大使へ弊社技術を紹介
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ブース対応者集合写真
EJECは、海外においても社会インフラに関する情報管理・可視化技術へのニーズが高まっていることを踏まえ、ファノベイトラボによる開発を通じた当社およびグループ全体の競争力強化と新たな価値創出への取組みをはじめ、今後も当社タイ現地法人EJEC (Thailand) Co., Ltd.と連携し、タイを含む途上国への事業展開に取り組んでまいります。
※1 inMap®:
デジタル化した膨大なインフラデータと位置情報を一元管理し、電子地図上で自由にこれらのデータにアクセス出来、かつ検索性にも優れたシステム
※2 360EDITOR:
全天球写真を組み合わせて3D空間を作成し、ストリートビューのようにPC上で簡単に現地確認が出来るとともに、各種ファイル(損傷写真や点検調書など)も添付・参照可能なシステム
※3 Eye-Con360®:
360度全天球写真に構造物の3Dデータを重ね、計画初期段階におけるリアルなイメージの共有により速やかな意思決定の実現や、災害復旧などで迅速な対策方法の立案などを支援するシステム
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