UAV(無人航空機)による現地作業の効率化

2019.3.29

UAVを用いた地形測量の様子

2018年7月の豪雨で被災した一級河川 砂川の現地の状況をいち早く把握するため、UAV*を活用した地形測量を行いました。
UAVに、機体の位置や向き・傾きが把握できるGNSS**とIMU***を搭載し、撮影した空中写真と位置情報/IMU情報を使用して地形測量を実施しました。
これらの機器により現地作業が短縮され、写真解析の速度向上と精度向上により、災害復旧のための設計に早期に着手することができました。

*UAV(Unmanned Aerial Vehicle / 無人航空機)
:通称としてドローンと呼ばれる。

**GNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)
:GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムの総称。

***IMU(Inertial Measurement Unit / 慣性計測装置)
:運動を司る3軸の角度(または角速度)と加速度を検出する装置。

  • 画像データ

  • GNSS/IMUから得られた位置情報と姿勢情報

写真解析のイメージ図

業務名 10-1-3、10-1-14、10-1-19公共 河川工事(測量)
場所 岡山県岡山市東区
期間 2018年11月5日~2019年3月29日
事業主体 岡山県備前県民局