災害復旧教室・測量機器操作体験への参加協⼒

2021.3.1

  • ドローンの操作体験

  • 測量機器を使用したお宝探し

  • 体験会に使用した小型ドローン

  • 小学生に操作を教えるEJEC社員

豪雨災害をきっかけに認識された防災教育の必要性

「2018年7⽉豪雨」は西日本を中心に北海道や中部地方を含む全国的に広い範囲で発⽣し、台風7号および梅雨前線等の影響により集中豪雨をもたらし各地に甚大な被害が発生しました。
そこで、岡山県では2018年8⽉に策定した「平成30年7⽉豪雨災害からの復旧・復興ロードマップ」の取組みの一つとして、県民の防災意識の向上を掲げて防災広報の充実・強化を推進しており防災教育の一環として「災害復旧教室」を開催しています。
岡山市東区にある小学校では2021年2⽉16⽇に「災害復旧教室」が開催されました(備前県民局主催)。「2018年7⽉豪雨」では東区においても一級河川砂川の堤防が一部決壊し、多くの家屋が床上・床下浸水の被害を受けています。今回、会場となった小学校も床下浸水の被害を受けました。この災害の記憶を風化させないために、砂川激特⼯事現場の塀を小中学生・幼稚園児の作品で彩るイベントや災害復旧教室が行われました。

体験会の工夫

EJECでは砂川の堤防の設計等に携った縁から「災害復旧教室」の活動に参加し「測量機器操作体験」を担当しました。小学生や幼稚園児に小型ドローンの操作などを体験してもらい、お宝探しを開催するなど土木⼯事に親しみをもってもらえるよう工夫しました。
このような体験会を通じて近年多発する災害に対して自分の住む町の防災を考える良い機会となり、また公共⼯事や土木技術に触れ、興味を持ってくれる人が増えることを期待しています。

事業主体 岡山県 備前県民局 建設部