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測量・補償

UAV(ドローン)による道路災害危険箇所調査

2020.08.10

UAVによる危険箇所撮影

UAVによる危険箇所撮影 赤枠部分拡大

 日本の国土は自然災害が多いことから、社会基盤の一つである道路においてはこれまでの災害の教訓をもとに定期的に道路防災点検が行われています。
 道路防災点検とは、「災害の発生要因を発⾒」し、その要因を除去または災害防護のための対策検討のための状況把握を⾏うものです。
 一般県道白滝宮宿では1996年及び1997年度に実施した道路防災点検の結果において、落石崩壊及び岩盤崩壊の項目で「要対策」と判定された箇所がありました。そのうちのいくつかは対策が講じられていますが、未対策・一部対策済箇所が残っているため再調査点検を行い、各箇所の再判定を実施しました。また、UAV空撮点検等により浮石や倒木などの不安定要素が確認された箇所をカルテにまとめ、要補修箇所および要維持的対応箇所を評価しました。
 UAVによる上空からの空撮点検では、道路上からの目視点検では観察できない斜面等の危険個所を含めた現状把握が可能です。斜面の全体像を把握する全景撮影と共に、個別対応が必要となる箇所については、より詳細な写真撮影・確認作業を行いました。
 今回、UAVを採用したことにより、作業員の安全性を確保しつつ精度の高い広域調査を実施することができました。道路防災点検は目視を用いた方法ですが、今回の防災点検において新たにUAVを使⽤することで点検精度の向上が確認できたことから、今後、道路防災対策の高度化・迅速化に加え管理面強化が進むことが期待されます。
 

業務名
令和元年度(ゼロ県債)災害に強いみちづくり事業(地債)
一般県道白滝宮宿線 道路災害危険箇所調査業務委託
業務内容
UAVによる空撮点検、道路災害危険箇所調査
期間
2020年3月25日~2020年7月31日
事業主体
山形県村山総合支庁