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道路・交通

急峻な沢部を越える米峰大橋 飯田富山佐久間線
2009.10.29
飯田富山佐久間線は長野、愛知、静岡の3県を「県道1号」という名前でつなぐ珍しい路線です。
この路線では、通行止めなどが少なくし、山間地域の振興に寄与し、道路交通を円滑化するための道路改築が進められていますが、その一環として計画された橋梁の詳細設計を担当しました。
急峻な沢部を越える箇所に計画されており、さまざまな制約から曲線の橋梁となっています。
橋梁予備設計を基に、現道との交差条件、架橋地点の地形等を踏まえ、橋台形式をラーメン式に変更し、橋長を10m程度短縮し、橋長151m、支間74mのPC2径間連続箱桁ラーメン橋としました。
この過程では、非線形動的解析による耐震性照査、ラーメン式橋台のL2レベル耐震性照査を実施し、安全性を確保しています。
- 路線名
- (主)飯田富山佐久間線
- 業務名
- 平成20年度 地方道路交付金工事に伴う設計業務委託
- 場所
- 長野県飯田市米峰
- 期間
- 平成21年2月24日〜平成21年10月29日
- 事業主体
- 長野県 飯田建設事務所