道の駅に隣接した衛生センター建設の支援

2017.3.31

西予市衛生センター外観(愛称:みずすまし)

西予市衛生センター(愛称 みずすまし)は、家庭や事業所から排出されるし尿や浄化槽汚泥を衛生的に処理し、処理の過程で発生する汚泥を助燃材として資源化する施設で、当社はその建設工事の設計・施工監理を行いました。
本施設の最大の特徴は、不特定多数の人が集まる道の駅(どんぶり館)に隣接した建設用地に建設することです。従来のし尿処理施設のイメージを一新するとともに、悪臭の発生や交通渋滞に対して細心の注意を払う必要がありました。
施設の配置計画では、道の駅への来場者を念頭に置き、車両動線や来場者の視線に配慮したレイアウトとしました。また、緩衝エリアと緊急時の災害廃棄物の仮置きスペースを兼ねた緑地帯を確保するとともに、道の駅が混雑時に利用できる駐車場の整備を行いました。
施設のデザインは、周辺環境との調和を図り、従来のし尿処理施設のイメージを払拭する外観となるように配慮しました。
これまではし尿処理施設は不快感を与える施設として人目のつかない場所に建設することが一般的でしたが、この事例は不特定多数の人が多数集まる場所に整備した成功事例です。

施設概要パンフレット(PDF 2.7MB)

業務名 西予市汚泥再生処理センター整備に係る工事発注支援業務
西予市衛生センター建設工事 設計・施工監理委託業務
場所 愛媛県西予市
期間 2013年6月8日~2017年3月31日
事業主体 西予市