木橋設計について技術発表し「優秀賞」を受賞

2021.1.31

建設コンサルタンツ協会中部支部が主催する「第30回建設コンサルタント業務技術発表会」で、EJEC インフラ保全センター(2021.6事業部に名称変更)の内藤が優秀賞を受賞しました。

▲木橋一般図。上部工は木桁、下部工はU型擁壁で構成しています。材料は集成材を用いており、これを近代木橋と言います。

発表概要

木橋は、わが国における『木の文化』を代表する構造物で、古い歴史を持っています。しかし近年、木橋は減少し、現役の木橋は全橋梁中の0.5%程度で、新たに架設することはほとんどありません。しかし、2015年には“持続可能な開発目標(SDGs)”が国連サミットで採択され、日本としても積極的に取り組む必要があります。そこで、今日における木橋利用は、SDGs達成への貢献等の意義があると考え、本業務において木橋の架設を計画しました。
今回設計した木橋は公園内に架かる「単純木桁橋(人道橋)」です。基本的な詳細設計に加え、点検・修繕業務での経験を活かした『長寿命化に配慮した細部構造の工夫・計画』や『橋梁点検方法・着目点等を示した独自の木橋維持管理マニュアルの策定』を行い、架設後の維持管理を見据えた木橋設計を実施しました。健康な状態で、長く地域の方々に愛され続ける木橋となることを心から期待しています。

<発表者コメント>
多くの先輩や同僚のご指導のおかげで、この受賞に繋がったものと身に染みて感じております。
入社1年目、初めて橋梁設計に携わった業務がこの木橋設計でした。近く、この橋が架設された姿を見に行けることを楽しみにしています。

令和2年度(第30回)建設コンサルタント業務技術発表会

2020年10月14日(水)に愛知県産業労働センター(ウインクあいち)にて「令和2年度(第30回)建設コンサルタント業務技術発表会」が開催され、設計者自身による業務技術・プレゼンテーション発表が行われました。