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カメルーン国 無償資金協力による地方給水施設の瑕疵検査が完了

2016.07.14

深井戸給水施設の活用状況


 カメルーン国への第5次地方給水事業は、2012年から詳細設計を開始し、様々な困難に対応して計画変更を行いながらも、2015年4月には57ヶ所の深井戸給水施設が完成しました。1年後の2016年6月には、現地立会検査にて全ての施設に瑕疵による問題がないことを確認し、瑕疵担保期間終了の検査を無事完了しました。
 対象地域は、政情や治安の問題を抱えた地域であり、生活基盤の基礎となる安全な水が最も求められた地域です。途中、事業規模の縮小を余儀なくされつつも事故なく終着点にたどり着けたことは、日・カ両国の発注者、施工業者、現地関係諸機関並びに現地アシスタントなど全ての関係者の粘り強い事業継続意思に支えられた結果であり、とても誇らしく感じています。
 

村人との記念撮影

瑕疵検査立会

瑕疵検査とは

 日本国政府は、後発の途上国からの要望に応じて社会基盤となる公共施設の建設等を無償資金協力として実施しています。コンサルタント業務としては、まず、日本側が行う準備調査(概略の設計と事業費積算)を業務委託として担い、そして政府間の合意に次いで、相手国政府を発注者とした、詳細設計、入札図書の作成と入札支援、施工監理と事業を進めます。また、並行して施設の運営・維持管理指導などのソフトコンポーネントも実施します。
 工事中の施工監理業務の後、完成した施設に対して設定される1年間の瑕疵担保(瑕疵通知)期間において、問題が明らかとなった場合には、コンサルタントが現状把握、原因究明、対応策検討を行います。もし、その原因として瑕疵が認められる場合には、発注者(被援助国)に契約業者へ対応を求めるよう提言し、契約業者には早急な修復に努めさせます。

 
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