液状化流動解析による土構造物の被災検討

2013.2.28

作品集:液状化流動解析による土構造物の被災検討

道路盛土および河川堤防を対象として、既往の地震被害事例データを収集・整理するとともに、残留変形解析(液状化流動解析、ニューマーク法)や地震応答解析を多数実施し、地震動強度と施設の被災程度の関係を分析・整理して、道路盛土、河川堤防それぞれの被災推測手法を構築したものです。
この検討結果を用いると、道路盛土の場合では、盛土高と原地盤傾斜、河川堤防の場合では、液状化層厚と液状化層の平均N値等の簡易なパラメータと地震動強度から、簡易に各施設の被害程度を推定することができます。

業務名 道路盛土と河川堤防の地震被害推測手法に関する調査業務
期間 2012年11月21日~2013年2月28日
事業主体 国土交通省国土技術政策総合研究所危機管理技術研究センター