「河川空間:津久見川河川激甚災害対策特別緊急事業」が
2025年度グッドデザイン賞を受賞しました

2025.10.22

株式会社エイト日本技術開発(EJEC)が係わった「河川空間:津久見川河川激甚災害対策特別緊急事業」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞いたしましたので、ご報告いたします。

本事業では、福岡大学の柴田先生の監修のもと、津久見市、臼杵土木事務所と協働し、津久見川下流域の河川改修において、地域の景観に配慮した河川空間の整備が進められてきました。当社は、その一翼を担い、新港橋の橋梁予備設計業務を担当いたしました。

新港橋(令和元年度:大分県臼杵土木事務所)予備設計では、JR踏切に近接する立地条件のため、道路の縦断勾配を大きく変更できない制約がありました。そのため、河川の計画高水位(HWL)とのバランスを図りつつ、桁高を極力抑えた構造としました(鋼単純合成床版橋)。結果として、スレンダーで側面がすっきりとした橋梁となり、周辺景観に調和したデザインとなっています。

本事業への参加を通じて、当社の設計技術及び景観への配慮が、グッドデザイン賞の受賞に寄与することができたとすれば大きな喜びであり、今後の励みとなります。関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も地域社会の発展と安全・安心のため、より良い空間づくりに貢献してまいります。