「津波避難体験システム」について日刊建設工業新聞に掲載

2022.4.21

 EJイノベーション技術センター(EJIT)では、VRデバイスを用いた津波避難体験システムの開発(中央大学 樫山和男教授との共同開発)を行っております。 この度、日刊建設工業新聞に取り上げていただきました。

日刊建設工業新聞電子版(2022年4月19日 技術・商品 [3面]):https://www.decn.co.jp/?p=141922

津波避難体験システム VR画面

津波避難タワーへの非難を歩行者視点で体験

津波避難タワー2階から見た津波浸水想定の状況

地震発生28分48秒経過

地震発生29分13秒経過

地震発生29分27秒経過

地震発生29分48秒経過

「津波避難体験システム」
とは

自然災害へのソフト的対策として、ハザードマップの活用が進められていますが、紙の印刷物では身に起こりうる具体的な事象が理解しづらく、刻一刻変化する周囲の災害の進展状況もわかりません。
本システムは、VRデバイスにより津波浸水時の避難行動の様子を疑似体験するもので、津波災害に対する住民の防災意識向上に役立てることができます。
シミュレーションにより対象地区の津波浸水状況と住民の避難行動を時系列で求め、これをドローン等で取得した写真画像から構築した地形や建物等の3Dモデルに重ねることで津波浸水時の避難状況を再現しています。