計画・調査・設計から施工監理まで関わった
ナグドゥンガ・トンネルが完成しました
2026.9.16
株式会社エイト日本技術開発(EJEC)が計画、調査、設計、施工監理で関わったネパール国のナグドゥンガ・トンネルが、2019年の着工から約7年の歳月を経て完成しました。現地では、2026年7月27日にネパール政府、日本政府、JICAによる完成式典が開催され、ネパール初となる道路トンネルプロジェクトの完成を盛大に祝いました。
ネパールの首都カトマンズから西方へ、盆地外のナウビセに至る区間には、標高500mから1,500mの高低差を通行するナグドゥンガ峠が存在しています。この峠は縦断勾配が10%を超え、加えて連続した急カーブも多く、トラック等の重量車両が全体交通の半分程度通行する関係で、大渋滞の発生が常態化しており、これまで重大事故も発生してきた区間です。また、道路幅員も狭く谷側にも山側にも不安定な法面が存在し、法面崩壊による二次災害や通行止めなどのリスクも高い区間となっています。
渋滞する現道の山岳道路
渋滞する現道の山岳道路
そこで、2014年1月にJICAによる道路整備に係わる情報収集と確認調査が実施され、既存道路の線形の改良、移動時間の短縮、安全性向上、地域の経済振興を目的に、同区間へのナグドゥンガ・トンネルの建設計画が策定されました。
当社は、この建設プロジェクトに、当初計画の線形見直しから、調査、設計、施工監理までほぼ全工程で関わってきました。
2019年11月に建設が開始され、掘削時の出水や落盤、豪雨による斜面崩壊、コロナ禍による追い打ちなど、いくつもの障害が発生しましたが、2024年4月に本坑が貫通しました。2024年9月末にカトマンズ周辺に降った豪雨により、大規模な水害や土砂災害が発生し、多くの住民が被災されましたが、現地警察の要請を受けてナグドゥンガ・トンネルが住民避難、緊急車両の通行および物資輸送等に開放され、4,000人以上の住民の救援に役立ちました。このニュースはNHKでも放送されました。
2026年9月現在、一般車両も含めた無料通行による試験運用が実施されており、本格運用へ期待が高まっています。
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①来賓の集合写真
①来賓の集合写真
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②完成式典の様子
②完成式典の様子
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③テープカットに向かう人々
③テープカットに向かう人々
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④完成を祝うメディアを含めた多くの人々
④完成を祝うメディアを含めた多くの人々
※式典は東側(カトマンズ側)坑口付近で行われました
(写真提供:①JICA、②~④日本工営株式会社)

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