国土交通省2023度「海の次世代モビリティ利活用に関する実証事業」にEJECの水中計測技術が採択されました

2023.10.20

エイト日本技術開発が提案した「多項目水質計搭載のAUVによる水質の三次元測定技術の有効性検証」が2023年度国土交通省の「海の次世代モビリティ(※)の利活用に関する実証事業」5件のうちの1件に選定されました。

※「海の次世代モビリティ」とは
ASV(小型無人ボート)やいわゆる海のドローンとして活用が期待されるAUV(自律型無人潜水機)、ROV(遠隔操作型無人潜水機)等、省人化や海の可視化等を可能とする技術

【概要】
湖底深部の貧酸素化は,魚介類の酸欠死,栄養塩類の溶出,生態系の変化,底質環境の悪化等、様々な水環境問題と密接に関わっています。特にヤマトシジミ等の漁獲対象種の斃死は、汽水域の内水面漁業に大打撃を与えることになります。このため、水環境の改善や保全を考える上で貧酸素水塊の発生状況の解明は喫緊の課題です。
本提案は、当社が保有するAUV(自律型無人潜水機)に搭載した多項目水質計を用いて、DO等の三次元測定を実施、大量の測定データ(高精度・高分解能)を取得して、湖底深部における貧酸素水塊の発生状況の把握を試みるものです。

エイト日本技術開発は、沿岸や離島地域の高齢化・過疎化による多くの社会的課題を解決するため、本実証調査での活動を通じて持続可能な地域社会の実現を目指します。

<本件に関するお問合せ先>
株式会社エイト日本技術開発
技術本部 EJITセンター
ejeckouhou@ej-hds.co.jp