ベトナム国における生ごみ循環システムの構築

2016.3.9

日量200Kgのメタン発酵デモ機

ホーチミン市(人口800万人)では、毎日約8,000トンのごみが発生し、その殆どが未処理で埋立処分されています。
本事業では、埋立ごみの約60%を占める生ごみを分別・収集し、エネルギー及び肥料として有効利用することで、処分場周辺の環境汚染や、ごみ運搬による燃料、CO2排出量を削減すると共に、系統電力の安定化、食品系廃棄物を循環する社会の構築を目指しています。
EJECは、共同企業体の一員として、ホーチミン市が試行錯誤中の生ごみとその他のごみの2分別収集計画について、現状のごみ収集状況2を調査し、モデル地区での生ごみ分別試行結果を基に、生ごみ分別収集計画素案の作成を担当し、特に2016年3月のワークショップでは市より高い評価を得ました。

  • 生ごみステッカー貼付状況

  • ハンドカー一次収集

  • 運搬車両による二次収集

ごみ収集運搬ルート調査結果

ごみ収集運搬ルート調査結果