調査日:

平成13年3月28日(水)〜29(木)

調査メンバー:

吉田 修、磯山 龍二、三村 昇

調査地区:

広島市、廿日市市、呉市、三原市、瀬戸しまなみ海道
上浦町、大三島町、今治市、玉川町

[調査結果概要]

  • 全般に被害が少ない印象であり、鳥取県西部地震に比べても、大きな被害や屋根にビニールシートを被せている割合が少なかった。
  • 液状化も局所的なものであり、調査した限りでは規模も小さいものであった。
  • JR山陽新幹線、三原駅のすぐ西側の高架橋が数百mに渡ってRCラーメンの梁にせん断クラックが生じており、いくつかはほとんどせん断破壊に近い。ただし、29日の時点でほとんどが応急処置済みであった。
  • 本四架橋来島第一大橋のセンターステイケーブルが4本全て破断していたが、これは設計で見込んだものである。
  • 今治市南西部の越智郡玉川町仙遊寺連絡道路でやや規模の大きい斜面崩壊があった。

調査エリア全体図