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2017年05月30日

土木学会技術賞(Ⅱグループ:タジキスタン国ハトロン州ピアンジ県給水改善計画)を受賞しました

 当社が設計、施工監理を担当した「タジキスタン国地方給水プロジェクト」が土木学会技術賞(Ⅱグループ)を受賞しました。この賞は、「土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められる画期的なプロジェクト」について選考されるものです。

【受賞者】
タジキスタン国住宅サービス公社、在タジキスタン日本国大使館、独立行政法人国際協力機構、大日本土木株式会社、株式会社エイト日本技術開発
土木学会
http://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/p2016.shtml#s02

本プロジェクトの概要は以下の通りです。

【件 名】
タジキスタン国ハトロン州ピアンジ県給水改善計画
【発注者】
概略設計:独立行政法人国際協力機構(JICA)
詳細設計・工事・施工監理:タジキスタン国住宅サービス公社
【施工/設計・施工監理】
大日本土木株式会社/株式会社エイト日本技術開発
【事業費】
総事業費1,816,182,000円
【実施期間】
平成25年3月から平成28年12月までの延べ3年10か月(概略設計から事業完了まで)
【施工実績】
深井戸(水中ポンプ:56m³/時×4本、30m³/時×2本)、高架水槽(1,800m³×1基、250m³×1基)、配水管(PVCφ75~250mm×95km)、各戸給水栓(4,767ヶ所)、建屋管理事務所棟(1棟)、井戸管理棟・消毒設備室(2棟)、機材調達(保守管理用車輌、工事用機械・工具類、配管材)

 本プロジェクトの対象地域である1町6村落では、給水サービスを受けられない住民が総人口約25,000人(2012年時点)に対し73%で、住民は非衛生的な灌漑用水路や浅井戸の水を生活用水として使用していました。
 そこで、本プロジェクトでは、2020年までの人口増加率を加味した約29,000人に対し、安全で安心な水道水を24時間安定的に給水することです。
 工事期間中には、地政学的な問題が発生し、一時は中止の危機もありましたが、在タジキスタン日本国大使館、JICA及び大日本土木株式会社と緊密な情報共有を図ることで、工事継続の許可を得た背景があります。また、自然条件及び生活環境が悪い中ではありましたが、無事故で工期内に竣工を迎えることができました。
 本プロジェクトを実施した結果、安定して安全で安心な水道水の給水を実現し、衛生面・生活面で飛躍的に向上させることができました。また、タジキスタン国では初の大型鉄筋コンクリート高架水槽(1,800m³、250m³)を建設し、品質管理を含め、その施工技術を同国に移転することができました。

  • 1,800m3高架水槽1,800m³高架水槽
  • 250m3高架水槽250m³高架水槽