技術トピックス

個々の道路施設の被害想定に基づく道路啓開計画

南海トラフ地震等の大災害では、速やかな人命救助と緊急物資輸送の実現が命題です。しかし今日の被害想定では、緊急輸送道路の被害の内容と場所が不明で、道路啓開の所要期間の想定が困難です。私たちは、高度な防災技術と経験を基に、広域道路網上の施設の具体的な被害想定に基づく道路啓開の検討を可能にしています。

個々の道路施設の被害想定に基づく道路啓開計画

発注者 業務名
国土交通省中部技術事務所 南海トラフ地震における道路啓開方法の検討
国土交通省中部地方整備局道路部 中部地方における道路の地震・津波対策の検討
国土交通省国土技術政策総合研究所 即時震害推計情報の提供に関する調査

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オーリス(非破壊探査システム)

オーリスとは衝撃弾性波法の一種であり、コンクリート構造物や鋼構造物、杭基礎、転石などの根入れ長やひび割れ、亀裂の有無を簡易に検知することできる非破壊探査システムです。オーリスは、システム機器がコンパクトであるため、大規模な機材の搬入が困難な箇所でも探査を行うことが可能です。

オーリス(非破壊探査システム)

発注者 業務名
島根県出雲県土整備事務所 平成19年 国道184号有原跨線橋橋梁修繕工事調査設計業務
国土交通省和歌山港湾事務所 平成21年 和歌山下津港海岸保全施設老朽化診断調査
宮城県気仙沼土木事務所 平成23年 台ノ沢地区海岸災害測量調査設計業務

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トンネル照明設備

トンネル坑口部に設置した車両検知センサーによりトンネル照明を調光制御するシステムです。車両通行時に必要な照明のみを点灯させることができ、本システムの照明制御を行うことで近年のLED照明による省エネ化に加え、更なる省エネ化が実現可能となります。

トンネル照明設備

発注者 業務名
和歌山県東牟婁振興局串本建設部 平成24年度 すさみ古座線(深谷隧道)道路災害防除設計業務

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ERTS(車両ナンバープレート調査分析)

ERTSは、AVI(車両の自動認識技術)の一つであり、道路を走行する車両のナンバープレートを撮影しこれを自動的にデジタル処理化する装置です。ERTSを用いることにより、車籍別・車種別の交通量など、多様なアウトプットが可能となります。また、複数地点間のナンバープレート情報のマッチングにより、所要時間の算出や複数日の連続調査、夜間や天候に関係ない安定したデータの取得が可能となります。

ERTS(車両ナンバープレート調査分析)

発注者 業務名
国土交通省鳥取河川国道事務所 平成22年 鳥取管内交通実態調査業務
国土交通省沼津河川国道事務所 平成19年 伊豆地域交通円滑化調査業務
国土交通省滋賀国道事務所 平成17年 国道161号・湖西道路走行経路調査業務

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外来水生植物収集装置の開発

本技術は、河川等水域に繁茂する外来水生植物の除去作業における安全性向上及びコスト縮減を目的として外来水生植物収集装置の開発を行ったものです。開発期間は3年で、初年度に開発コンセプトの確立と試 作機の設計、2年目は試作機の機能検証と改良設計、そして3年目は改良機の検証と総合的なとりまとめを行いました。開発した収集装置は、従来の人力による収集方法に比べて、効率性、安全性及び経済性の点で 優位であると評価されました。

外来水生植物収集装置の開発

発注者 業務名
国土交通省九州技術事務所 平成23年度 外来水生植物の効率的収集技術検討業務
国土交通省九州技術事務所 平成24年度 外来水生植物収集装置機能検証業務
国土交通省九州技術事務所 平成25年度 外来水生植物収集装置改良機機能検証業務

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簡易サイドスキャンソナーによる海底探査技術

簡易サイドスキャンソナーは、アメリカのLOWRANCE社がバス釣り用のストラクチャー探知機として開発したものです。800kHZという高周波の音波を使用しているため、海底に存在する構造物等を鮮明な画像として映し出すことが可能です。当社では、ゴムボートにも艤装できるように改良しているため、水深1mでも計測可能です(計測可能最大水深:10m程度)。簡易サイドスキャンソナーで取得したデータを統合して、一枚のモザイク図を作成することが可能です。

簡易サイドスキャンソナーによる海底探査技術

発注者 業務名
秋田県由利地域振興局農林部農村整備課 秋田県(金浦漁場)水産環境整備業務委託

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大規模土砂移動検知システムの構築

地盤振動によって深層崩壊等の発生位置を早期に検知するための「大規模土砂移動検知システム」の整備が全国的に進められています。当社ではこのシステムに関して、各種調査や関連機器等の設計等を行うとともに、深層崩壊や集中的に発生する表層崩壊・土石流による地盤振動解析等を行っています。

大規模土砂移動検知システムの構築

発注者 業務名
国土交通省紀伊山地砂防事務所 平成24年度 振動センサー設置・観測等業務
国土交通省北陸地方整備局 大規模土砂移動検知システム構築業務
国土交通省紀伊山地砂防事務所 平成25年度 振動センサー設置・観測等業務

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メタンガス化施設におけるメタンガス回収量増加技術の研究・開発

安全なエネルギーとしてバイオマス利活用の重要性が高まる中、弊社は、国内でメタンガス化施設の設計・施工監理を実施、海外では、メタンガス化事業の導入可能性調査等を実施し、事業推進に欠かせない原料バイオマスの特性把握やメタンガス回収量の増加技術等の研究開発にも積極的に取り組んでいます。

メタンガス化施設におけるメタンガス回収量増加技術の研究・開発

発注者 業務名
浅麓環境施設組合 浅麓汚泥再生処理センター建設工事施工監理業務委託
環境省 静脈産業の海外展開促進のための実現可能性調査等支援事業環境省 (フィリピン国イサベラ州における固形廃棄物の広域収集・エネルギー回収・衛生埋立事業)
公益財団法人地球環境センター フィリピン・ミンダナオ島におけるパイナップル加工残渣・排水発電利用CDM実現可能性調査

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その他の研究開発事例

  1. 優先順位評価システム
  2. 自然由来重金属溶出岩の簡易識別システム
  3. 理学分析を用いた地盤評価手法の研究(X線回折,CNS分析等)
  4. 都市域における津波と避難シミュレーション手法の構築
  5. トンネル維持管理のためのFRPグリッド設計手法の基礎研究
  6. IT地盤傾斜計測システム実証実験
  7. 山腹斜面からの流水(濁水)に着目した深層崩壊の発生メカニズムの研究
  8. 伝達関数を用いた道路交通振動の簡易予測手法の開発
  9. 東南アジアにおける生ごみメタン発酵事業推進のための現地メタン発酵実験
  10. 土木施設への津波の影響と対策効果の評価手法の開発
  11. MECモデルによる海水流動シミュレーション技術の習得
  12. ボックスカルバート建築限界チェックシステムの開発