岩手県奥州市衣川区

[奥州市衣川区震度計付近]
崖地の上に建つ奥州市役所衣川総合支所(旧衣川村役場)の庁舎南西側の法肩に岩手県の震度計が設置されている。
震度発表地点のうち岩手県で唯一震度6強(計測震度6.1)が観測された地点であり、最大加速度も1816.5galと大きい。
衣川総合支所に近い衣川山村開発センターでは、屋根瓦に被害が見られた。センター建物北側の地面には、直径約1mの窪みができており、埋め戻し砂が液状化したように見える。この付近は地震により断水したようで、同センターでは給水車が配置されていた。



衣川総合支所

震度計

庁舎の外壁の亀裂

震度計は約5mの崖の上

衣川村山村開発センター

衣川村山村開発センターの屋根瓦被害

衣川村山村開発センター建物北側の地盤の窪み

[雲際寺]
衣川総合支所から南東に2km弱のところにある雲際寺の墓地ではいくつかの墓石が回転していたが、標準的なサイズの墓石の転倒は見られなかった。



雲際寺の墓地

墓石の回転

墓石の回転


(以下、7月13日追加調査分)
[餅転での地表断層]
既に産総研による報告がされている衣川区餅転地表断層が出現した地点(産総研の地点1および1')をチェックした。
この地点付近にかかる餅転橋は、橋の北側の道路舗装が南北方向の圧縮を受けていた。周辺の家屋に大きな被害は見られなかった。



餅転橋

同左

餅転橋北側で道路舗装が南北方向に圧縮されている

地表断層が出現した水田(産総研の地点1)

右上写真のそばのガードレール・路面の東西方向の圧縮

水田の北側の老朽化した家屋と小屋。

餅転橋の北側の家屋。特に被害は見られない。

餅転橋の北側。ブロック塀の亀裂。

地表断層が出現した水田(産総研の地点1')

同左

餅転橋の南側から産総研の地点1付近の崖崩れを望む

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