橋梁の被害


(1)千代田大橋

242号、幕別町、十勝川を渡る道路橋。両岸の側径間の橋脚亀裂、トラス部の支承被害。片側通行規制中であった。


右岸側からの全景

橋脚の水平亀裂(補修済み)。掘削調査中。

トラス部支承被害を補修中(おそらく沓座の被害)。
周辺に噴砂は見られない。堤防も、少し下流川で小さな亀裂があるが(右岸)ほぼ健全であった。

支承部拡大


(2)JR根室本線利別川橋梁

根室本線、利別〜池田間、利別川を渡る橋梁。基礎(ケーソンか)の沈下、傾斜。橋脚躯体の被害は無いように見える。支承はかなり損傷しているように思えるがよくわからない。周辺あるいは掘削中の地盤の状況から液状化してもおかしくないように見えるが噴砂は見られなかった。


桁の線がでこぼこ

最も傾斜している橋脚

橋脚部 落橋防止構造が効いている?


(3)十勝河口橋

9月30日現在通行止め中。我々は近付くことは出来なかった。


右岸下流側より

十勝河口橋掛け違い部 橋軸直角方向にずれている。写真右側が下流。
右岸側と思われる。(写真は毎日新聞より引用)

左岸側 側径間と本径間の掛け違い部(P6上)でのずれ
(写真は10/4,5の土木学会調査団参加時のもの)

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